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猫に小判、私にベンツ

全国組織の仕事で小倉から山口市に行ってきました。

片道5時間です。新幹線を乗り継ぎ、まずは小倉に到着。

ここで翌日の打ち合わせ等をして翌日、山口に向かいました。

私は公共交通機関派なのでそのつもりでいたら、一緒に行動する会長が自分の運転で行こうと

言ってくださいました。そりゃ、ありがたい。座ったままで1時間ちょっとで着くそうです。

そして乗り込もうとしたその車は、どうも、そんじょそこらの車ではないということです。

車は移動の手段であり、運搬の道具であるとしか認識していない私。でも乗り込んで、走り出すと

確かに普通ではないと感じました。道路に吸い付くような走り方、おなかの底に響くエンジン音、

一気に加速する時の感覚、それは筑豊ナンバーのベンツ(5000CCクラスなんだって。すごいの?)

でした。追い越し車線に入ると前を走る車がすぐに道を譲ります。

同行した人が「一生のうちにそうそう、乗れない車に乗せていただき、感動しています。」と

語っていました。きっとそうなのでしょうね。いい経験をしたとのことです。

音痴にとっては、ありがたみがわからない。会長は残念に思っているでしょう。ごめんなさい。

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