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手の力

様々な重荷を背負っているせいか、はたまた、単なる運動不足か、いずれにせよ肩こりが慢性化している私です。肩だけにとどまらず、背中、腰、足、上に行って、首筋、頭皮、全てが固まってしまいます。

辛い時には湿布薬を貼ったりしますが、自分だけではどうにも出口がありません。そこでマッサージや整体が欠かせない。つまりは人の手が必要なのです。「手当て」とはよく言ったものです。誰かに痛いところ、辛いところを触ってもらうだけで楽になります。その上、専門性に基づくマッサージなどを施してもらうことで全身がようやく、動き出す。

以前は整骨院に行っていわゆる「電気を掛けてもらって」いましたが、最終的には少し、マッサージをしてもらうことで満足していたものです。人の手の癒しの効果はどんな科学的治療よりも私にとっては効果がある。

保育の場面で、心が折れている子どもにわらべうたを歌いながら、顔や手や体に触れてあげると次第に穏やかな表情に変わっていきます。まさに人の手の力です。体だけでなく、心にも働きかける「触れる」「触る」「さする」という行為は赤ちゃんから高齢者まで穏やかに生きていくために本当に必要なことなのではないかとリンパマッサージの痛みに耐えながら施術台の上で思っています。

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