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世の中が動き出した

緊急事態宣言が解除され、時短営業も解除、世の中が動き始めたという感じがします。毎日の感染者数の激減は嬉しいような、大丈夫なの?という一抹の不安感もあり、複雑な思いです。園の行事や組織の活動はこれまで通りのスタイルが継続されています。この方が安心だからということもあるし、この形でも問題ないという空気もぬぐえない。コロナ以前はそれが当たり前だったのに、今やコロナ対応が当たり前になっています。行事では人数制限を余儀なくされて企画しましたが、むしろそれが、歓迎されました。組織の会議では上京する必要がないのでその時間だけを確保すればいい。しかし、行事を前にしてあるおじいちゃんがつぶやいていました。「何でもかんでも人数制限。孫の晴れ姿を応援したいのに爺さんは蚊帳の外なんだよね。」その背中に思わず、ごめんなさいと心の中で手を合わせました。子どもを中心に家族がみんなでその成長に目を細めるという環境が当たり前だったのにそれがかなわないこの頃です。また、組織の会議もリモートという便利な形のおかげで集まらなくてもいいよねという空気になり、むしろ集まることが面倒だという流れにならなくもない。しかし、集まって直接、話し合うことで解決が早いということはたくさんあります。役目を引き受けるということは直接会議に参加するという責任を果たすことでもあるのかなと感じています。

新たなる課題を前にコロナ後の姿を具体的に構築していく時を迎えました。

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