たかくさ保育園のブログ

庭の光景

私は生まれてこの方、ずっと実家暮らし。つまり、婿取りなので根っこは生まれた家にあり、そこから一度も出たことはありません。学生時代に2年間だけ。これについてはカウントに値しないと考えています。

さて、60年余り、ずっと見慣れていた松の木がこの度、枯れてしまいました。目にするたびに痛々しくて伐採することに決まったとはいえ、何だか、忍びない思いを抱えていました。

子どもの頃、この木にくるセミを何度捕まえたことか。子どものころから見上げるほどで幹の周りも一抱えありました。いつもここにあった木です。その木をとうとう、伐採しました。なくなった後の庭は何だか物足りない。見慣れていないからなのかもしれません。空が広くなりました。来年の夏はきっとセミの声も聞こえなくなるでしょう。

高齢の父にとってはこの場所に何らかの木が生えているのが当たり前。だから何か植えたいといっています。母は今後、世話をするのは家族なのだからそれは自己満足と言っています。そんなことを聞きながら誕生の記念に植樹するのと同じように人生の幕を引くときの植樹もあるかなとふと思いました。

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