12月の園だより

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 つい、最近まで暑さと戦っていたのでもう、12月?カレンダーも最後の1枚になるなんてウソでしょ!と思わず、口をついて出てしまいました。遅まきながらやってきた秋は園庭に見事な落ち葉のじゅうたんを敷き詰めてくれています。再利用したくなるほどきれいな落ち葉、保育材料としての使い道を考えています。

【まずはひと段落】

この度、12年間、務めてきた全国の保育組織の役割を次にバトンタッチしました。気が付けば、この役割の中にいて目の前の仕事をこなしてきた日々は日常で会議のための上京も通勤と称してきたくらいです。私なんぞがこのような立場にいていいのだろうかと自問自答するのは最初から最後までずっと続きました。それでも保育士人生の中で普通なら携われない役目を担わせていただいたことも含めてこれは巡りあわせなのだと今にして実感しています。全国の多くの方々とお知り合いにならせていただきました。全国の各地に出向いておいしいものをいただきました。いろいろな路線に乗りました。いろいろな駅の構内に詳しくなりました。もちろん、最大の収穫は12年間、保育学をリードする学識の先生方のそばで専門的なことをたくさん学べたということです。それを持ち帰って、たとえ、わずかでも、たかくさ保育園の保育に落とし込んできたことにより、当園の保育が今のありようになったのではないかと自負している次第。何より、今を時めく学識者たちとの面識を得られたのはうれしいことでした。また、組織があることで国に対して声が届けられます。政治にかかわるのは苦手だけれどそこに入っていかなければ組織としての意味はありません。霞が関の官公庁に出入りする機会を得られたのも巡り合わせ、ニュースで見たことがある人と名刺交換をたくさんさせていただいたのも思い出となりました。

 そんなこんなの12年間を集大成すべく、先日、組織の全国大会で感謝状をいただきました。受けとりながら、ああ、これですべてが終わったなと思いました。今後は当法人での役目を果たして次につなげていくことに改めて注力していきます。

【今日を振り返る時】

先日、研修で講師に「皆さんは今日を振り返るのはどんな時ですか?」と問われました。講師は夕食後の食器を洗っている時なのだそうです。入浴中とか布団に入ってからという人、様々でしょうね。私は・・・というと家に帰るととにかく、日中のことは考えません。考えるという主体的な行為の逆というわけではなく、頭から抜け落ちるという感じでしょうか。では、振り返らないのかというとそうでもなく。2012(平成24)年8月から私は1日、1首、短歌を作ろうと決めて実行しています。その日の心が動いたことを5・7・5・7・7にまとめるのですが、感情は少し、熟成させたほうがいいかなという方針で翌日に作ることが多いです。でも、美しい光景の中にいる時などはその光景を見ながらペンをとって言葉をひねり出すこともあります。挨拶に使いたいなと思うときは登壇の直前に作ることもあります。何はともあれ1日1首が基本です。これもある意味、振り返りかなと講師の話に気づかされました。皆さんはどんな時?

【今月の予定】

11日(木) つばめ組お茶会

20日(土) 父母の会委員会

29日(月)~1月3日(土) 年末年始の休園

【お願い】

インフルエンザの流行の波が押し寄せてきています。ご家族が発症した場合はお子様の体調を気にかけてくださると万が一の感染拡大を防げます。

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