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新年に思う

今年の三が日は本当に穏やかな日となりました。村の神社の石段から初日の出を拝し、今年1年の無事を祈念しました。当たり前の日常を大切にしていきたい。両親が年老いてきた今、それをつくづく感じます。

年頭のあいさつに来てくれた義兄と後継者のことで語り合いました。お互いに自分たちの仕事をどう、次につなげていくかはとても大きな命題です。これさえ解決すれば自分たちの一生は精算されたも同然。しかし、相手のあることなので思うようにはいきません。ひとしきり、義兄の思いのたけを聞き、私も他人事ではないのだと今年の大きな課題に直面した次第です。

このことは私の両親からの視点と同じだろうと改めて思いました。父はわが家の歴史の中で男性としての最長不倒年齢を日々更新しています。親が元気でいるということはありがたい反面、いつ、なんどき、何が起こるかを思うとちょっぴり、不安になる。面と向かってそんなことを語り合ったこともないので現実味はまだまだ、薄いのですが、我が家の歴史をつなげていくための準備を私もしていかねばならないなあと考え始めたお正月でした。

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