伝統をつなげる
月遅れのお盆です。仏事に関しては比較的、手を抜かないことが我が家のしきたりですので、時期が来ると準備のことが頭を占めます。出勤の具合と照らし合わせて、物置からグッズを出してくるタイミングや棚を組みたてる時をいつにするかを決めておきます。同時に亡くなった母が書いておいたお盆の間のやるべきことリストを見て献立を決めたり、買い物を済ませておくなど、案外、頭も体も動かす時期です。でも、三食、供えるメニューが決まっているのでゼロから考えなくてもいいのは助かる。今年は園の方も希望保育ではなく、通常の保育なのでお盆中も普通に出勤しています。なのでお昼に供えるものに関してはスルーしています。若干、心に引っかかるものはあるけれど朝と、夕はしきたりを守ることにして良しとしました。現在、我が家は夫と二人の生活なのでお盆のさなかでも二人とも出勤すれば留守になります。草葉の陰で両親がブツブツ、文句を言っているような気がしますが、昔と違って訪れる人もいないので何とでもなる。でも、今後、このしきたりをどう、つなげていくのか、それを真剣に考えねばならない、お年頃になっています。