11月の園だより
急に秋が深まってきました。秋の装いに心弾む季節です。玄関にもコスモス、菊、ススキなど秋の花が活けられています。あの暑かった日々がずいぶん遠くになりましたね。
【発言の機会】
立場上、国の会議に出席することがあります。会議をスムーズに進行するため、当日の資料は事前に1時間くらいの時間をかけて説明する場を設けてくれます。国の保育施策をどのように進めていくのか、保育所にとってはどの資料も見過ごすことはできませんし、どの施策にも言いたいことが出てきます。特に保育士の立場で参加している私にしか、言えないこともあります。この事前説明会の時に質問や意見をバンバン、ぶつけます。国の担当者もここではこちらの声に耳を傾けてくれます。そして会議当日、以前と違ってWEB会議なのでわざわざ、上京する必要はないし、時間の調整もしやすい、ありがたいこととは思いますが、参加する委員はそれぞれ、自分の言いたいことだけ言って終わり。この発言に対して国からの回答もありますが、それを受けて更なる議論ということは全くありません。この発言が次回の会議に反映されているのかどうかも分からないまま、2時間くらいをパソコンの前で過ごすのです。だったら事前説明会でいいじゃん!とも言いたくなります。ましてや与えられた時間は一人2分間です。2分間で何が言えるでしょう。戸惑わないように発言を原稿にまとめて参加するのですが、言いたいことをすべて盛り込み、それでも整理して読んでみるといつもたいてい5分くらいになってしまう。仕方なく、あれを削り、ここを簡潔にして…ようやく2分で収まるかどうか。確かに参加者は多いし、いろいろな立場の方がいるので多方面からの意見も聞きたいだろうしとは思いますが、これでいいのかといつも首をかしげて終わるのです。どんなことを発言しているのか、興味のある方はこども家庭庁のHPから。
【見た目で判断されたかな】
先日、市の文化祭のお茶会が開催され、少々、かじっている私としても師匠の顔を立てるべく、参加してみました。会場には若干、年齢高めの女性がたくさん。私も同類ですが。ほぼ、着物を着ています。もちろん、席主を務める方のお仲間は正式な着物を着て勤められています。私も日曜日だったので着物を着て出かけました。お客はそんなに張り切った着物でなくてもいいので少しだけ気が楽です。待合からいよいよ、お茶席へ。金屏風がたてられています。さて、ここのどこに座るのか、これを間違えるととんでもないことになります。あとから入った私は微妙に空いている場所を勧められたので、ここでいいのかなと疑心暗鬼で座ってみました。落ち着いてあたりを見回すと…だめだ!ここは正客の席ではないか!と気づき、あわてて下座に場を変えました。あぶない、あぶない。つい、うっかり座ってしまうところだった。それにしてもそんなに軽々と素人をそちらに誘導しないでよと人知れず、文句を垂れました。ひょっとしたら年齢やら態度のデカさやら、ちょっと地味目の着物がそうさせたのかもしれないと後から思いました。
【今月の予定】
7日(木)内科検診…全員の受診が最低基準で定められています。
9日(土)みんなげんきにあそぼう会…駐車場へのご理解とご協力をお願いします。
20日(水)つばめ組 エスパルス サッカー教室
25日(月)親子遠足…参加されないお子さんは園での保育を行います。
28日(木)つばめ組お茶会