保育の面白さを伝える
地元の保育士養成校で1年をかけて保育について講義をしてきました。今日が最後の授業です。保育士が書いたエピソードを使って保育を考察するポイントをおさらいしました。そして、最後はこの授業を受けてどんなことが印象に残ったか、どんなことを学んだかということをミニレポートにまとめてもらいました。読んでみると、概ね、私が毎度毎度、言い続けてきた子どもとのかかわりの基本姿勢について書かれており、伝わったかなと安堵しています。また、保育の現場の様子についての話がとても楽しかった、ためになったという声もたくさんあり、年間、30回の授業はそこそこ、大変だったけど、こんな声を聞くとやっぱり、やってよかったと思いました。
近い将来、保育士として保育の道に進んでほしい、子どもとの日々は楽しいのみならず、とても深く、たくさんの手ごたえを感じるもの、それゆえ、面白さがあるのだということを私のメッセージとして伝え、授業を終えました。「もうこれで、先生の授業は受けられないの?」「残念、とっても楽しい授業なのに。」そんな言葉をおみゃげにいただいて園に帰りました。