6月の園だより

沖縄地方が梅雨入りし、ニュースでは大雨の時の対策が盛んに報道されています。今年の夏もかなり暑いらしい。暑いということは大雨になりかねないということでもありますね。今から、少々、心配です。
【信頼にこたえる】
企業の顧客情報が漏洩したとか、教師が児童に対してあるまじき行為をしたとか、いろいろな事件が報道されます。特に社会の信頼を得て仕事をしている人がいわゆる「コンプライアンス違反」をしていると聞くと腹立たしいです。私たち、保育士も同じように社会から厳しい目が向けられています。以前、「不適切な保育」として報道された事例もまだ記憶に新しいところです。あの頃、国家資格である保育士資格を凌辱されたような気分になったことを覚えています。国家資格である保育士には保育士の登録をした人しか保育士と名乗れないという名称独占の権利が与えられています。権利があれば義務が生じる。その義務が守秘義務と、信用失墜行為の禁止、そしてもう一つ、自己研鑽です。これらを私たちの共通原理、行動指標として示しているものが「全国保育士会倫理綱領」です。日常の保育の中で子どもたちの健やかな育ちを支えること、子どもの幸せのために保護者の皆様に寄り添っていくこと、そしてそれが専門職として社会の子育てに波及していく、そのようなことが示されています。私たち保育園の職員は保育士であるとか、そうでないとかに関わらず、すべての者がこの倫理綱領を胸に保育をしているのです。今回、この紙面を借りてこのことをお伝えするのは当園が倫理綱領に基づき、皆様に安心して頂ける保育を展開していくことを改めて宣言するものであるからです。時としてお子様に怪我をさせてしまったり、衣類が入れ違ってしまったり、友だち間の問題を生じてしまったりして皆様にご迷惑とご心配をおかけすることがあります。大変申し訳なく、再発を防止するための取り組みを行っていきますが、一度、失った信頼はそう、簡単に取り戻せるものではなく、皆様からの厳しい目が改めて私たちの背筋を伸ばしていくことになると実感しています。ここで力を発揮していくのが自己研鑽です。日頃の保育からの気づきや振り返りを常に重ねていくこと、そして考えること、それこそが自己研鑽の基本でもあります。皆様からの信頼を失うことのないように、このような姿勢で保育に臨んでいることを知っておいていただきたく、書かせていただきました。
【お茶という習慣】
新茶の季節です。八十八夜の新茶を皆様は召し上がりましたか?そもそも、緑茶を日常的に飲むという習慣があるかどうかというところからの出発ですね。私の朝はおいしい緑茶で始まり、夜は少し軽く、番茶を飲みます。日中はお白湯です。本当はおいしいお茶を飲みたいけれど体内の水分バランスを考慮してお白湯です。朝の緑茶はなるべくおいしいお茶になるように湯の温度に少し気を配りながら煎れて小ぶりの湯飲みで4杯ほど。これで1日の始まりに活力が入ります。朝はコーヒーという方もいますね。きっと、こだわりながらのコーヒーでしょう。好きなもので始まる1日は嬉しいものです。
【今月の予定】
2日(月)お地蔵様供養 6日(金)つばめ組:色水実験 10日(火)つばめ組:アジサイの絵指導
17日(火)県指導監査 19日(木)つばめ組:お茶会 21日(土)父母の会委員会
26日(木)花火教室