学び続ける日々
地元の養成校での週1の講義、前期はあと2回となりました。私は乳児保育を担当させていただいています。国が示すシラバスに従って毎回の授業を組み立ててきました。テキストと保育所保育指針を手元に授業用のレジュメを作りながら私自身の理解も整理されていきます。それを重ねてきて、改めて思うのは保育の幅広さです。毎日、子どもと一緒にいる私が学生たちに伝えたいことは何か。日常の保育で出会うエピソードを織り交ぜながら、講義しますが、ぜひ、保育の面白さ、楽しさを感じ取ってほしいと願っています。私たち保育士は保育を語り合うのが大好き。仲間同士であの子のこんな姿、この子のこんな姿を話し合いながら、今度はこうやってみよう、ああやってみようと保育計画に話が及ぶこともしばしばです。でも、苦手なのはそれを整理して理論立てて話すことや文章化することです。この講義という機会をいただいて日常の当園の職員の記録する保育記録やエピソードを少しだけ深く読めるようになりました。まさに教えることは学ぶことです。