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5月の園だより

立夏を待たずして「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まりました。園庭に泳ぐこいのぼりに風薫る5月の訪れを実感したのですが、季節の激変になかなか、ついていけません。この夏はどれだけ暑いのか、今から思いやられます。

 

【誕生日のこと】

 園児の誕生日カードにお祝いのメッセージを書いていたら私と同じ誕生日だと気づきました。今年に限ったわけではなく、たまにあります。誕生日がいつであれ、どの子にも心からおめでとうと言う気持ちでメッセージを寄せています。スタイルを変えながら毎年、園児の数だけ書きます。カードは担任の手作りなので一つとして同じカードはありません。その担任の気持ちにふさわしい言葉を考えます。

私の子どもたちもそうして保育園時代、誕生日カードをいただいてきました。30年以上たった今でもアルバムに挟んで保管しています。そう、当時は台紙を増やしていくタイプのアルバムで写真も現像するというものだったのでこれができたというわけです。

ま、それは置いといて・・・誕生日が少しばかり、目立つ日なので昔は少し誇らしかったのですが、最近、年を重ねてくるとそっとしておいてと切望しています。人知れず、誕生日を迎え、仏壇の両親に報告し、生まれてきたことへの感謝を伝えたり、伝えなかったり。さりげなく、その日をやり過ごすのがいいなと思っています。時々、お祝いの言葉をいただきますが、それはそれで嬉しいし、感謝もします。誕生日を覚えていてくれること、そのことが嬉しいですね。こうして文章にすると改めて誕生を祝う、祝われることの喜びを再確認しました。私より2日、早く、誕生日を迎える連れ合いにも今年は言葉をかけようかな。

 

【子どものしあわせ度】

 研修で「子どものしあわせ度」を高めることの大切さについて聞きました。いうまでもなくすべての子どもが今の自分が幸せだと思えることが当然ですよね。でもそうでないのが今の日本なのだそうです。我が国の若者の自己肯定感の低さは以前から指摘されていましたが、改めて子どもの生活満足度についてのユニセフの調査の結果を見ると1位のオランダに比べ、30%も低いという結果が出ています。なぜでしょう。その理由が示されています。①自分のしたいことがしたいようにできない。②親からのレールが敷かれている。③親が幸せであるという実感が弱い。④親の孤独感、孤立感が強い。⑤生きるのが楽しい、面白いという実感が子どもに弱い。等。

では、このことからどうすれば子どもたちは生きることが楽しいと感じてくれるでしょうか。保育園での生活からそれを考えてみるとどの子の興味や関心をもきちんとつかんでいる、その興味や関心を満たす遊びや活動が豊かにできる、どの子にも好きな保育者がいる、好きな友だちがいる、保育者がどの保護者も支えようとしているなどがあげられるのだそうです。前述の③と④が子どもの幸せに直結しているのだなと痛感しました。そしてとにもかくにも保育園での生活を楽しんでくれていること、これは保育の質の高さそのものだと再確認しました。

今月の予定

 5/18(土)おまつり・・・方法など詳細は後日、メールにてお知らせします。

 5/30(木)静岡福祉大学子ども学科の学生とつばめ組の交流会・・・後日、別紙おたより配布します。

※今年度の資源回収は年4回です。(6月・9月・12月・3月)ご協力、お願いいたします。

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