7月の園だより

梅雨のさなかの35度越えには驚きました。本当に暑かったですね。いよいよ、熱中症対策を本格的にと思っていた矢先のことでフェイントにもほどがありますね。予報によればこの夏の暑さは尋常ではないらしい。くれぐれも対策を怠りなく。無事に夏を乗り切りましょう。
【つなげていくということ】
先日、県の保育連合会の総会に参加しました。このところ、都合が合わず、参加できなかったので何年かぶりです。受付に以前から事務局を務めてくれている方にお会いして久々のご挨拶。周りには地区の役員の方々がいて、こちらにはいつものご挨拶。さて、会場に入り、周囲を見回すとそこには知らない顔ばかりです。時々、以前からよく知っている園長の顔を見つけて会釈、近くに座られた方には声を掛けてお互いの近況を伝えあったりしました。それにしても会場を埋め尽くす人々の中に見知った顔が少なくなっているのに気づいて、少し、動揺しました。公立の施設の園長たちは定期的に交代していくので仕方ないとしても私が知っている私立の園長たちの顔が少なくなっています。ということは代替わりしたということでしょう。みんな、順調に譲っていけてるんだなあと思うと少し焦ってしまいました。私は園長になって28年になりました。平成9年のことです。当時は今よりは若く(当然だ)、組織の役員にも誘われて少しずつ、居場所を作っていきました。県内に親しい園長仲間ができました。発言の場も増えていき、内外共にやりがいを感じていきました。気がつけば年齢を重ね、立場的にも軽々に行動できなくなっていきました。その変化を楽しみつつ、保育のこと、組織のことに取り組んできた28年でもありました。今年度、連合会の会長が交代、理事と言われる役員も交代、とても若返りました。この顔ぶれの中に私と同世代の方はいません。確実に次世代に譲っていく時となっていることを実感しました。思いおこせば私の父が特養高麓を立ち上げて施設長になるため、私に園長の席を譲ってくれたのが父69歳の時、まさしく私の今の年齢です。たかくさ保育園の次なるステップをどう踏み出していくか、現実的に構想していかねばならない時を迎えたようです。
【安全への構え】
毎年、この時期に県の指導監査を受けます。適正に運営管理されているかどうかを確認し、漏れているところがあったら指導されます。毎年のことなのでこの点は特に気を付けて実施しておこうとか、保育の状況を数値化しては、大丈夫だったと安心し、当日を迎えます。今年もその日を迎えました。職員の資格や配置状況等は問題なしです。ところが、安全管理の面においては指導のギアが一段上がりました。基本的なところは対応できているのですが、更なる管理の部分においては十分ではないとのこと。こちらの捉え方が甘かったようです。もちろん、子どもたちの命がかかっていますから、ごもっともではありますが、机の下で思わず、こぶしを握ってしまった。確かに保育の現場での事件や事故が頻発している昨今、これで大丈夫と言うことはないのかもしれません。今回の指導を実践に落とし込んでいきますが、さて、来年はどんな指導をいただけるかな・・・と今から、興味深いです。
【今月の予定】
7/9(水)SBS 天気予報コール撮影(つばめ・ひばり組) 7/17(木)つばめ組 お茶会
7/26(土)父母の会委員会 学童クラブのお手伝いを募集中!性別・年齢不問 お待ちしています