手書き？それとも打ち込み？

当園の園だより、クラスだよりは手書きにこだわって発行してきました。こだわって・・・というよりはこちらの方が勝手が良いという面があるからです。特にクラスだよりは担任が日々の保育の中で出会ったエピソードを掲載し、クラスの雰囲気や子どもたちの成長をリアルにお伝えしています。担任の筆跡は保護者の皆様にとっても連絡ノートを通じて親しみのあるものになっており、おたよりの文字から日頃の子どもとのかかわりを感じ取ってくださっているのではないかと一方的に思っています。ちょっとできた余白にはちょっとしたカットを入れたり、子どもたちのつぶやき言葉を配置したり。もちろん、パソコンで作ってもこのようなことはできますが、ままならないマウスにもどかしさを覚えているうちに手書きなら書きあがってしまいます。

そんなことを言っているので当園のICT化は進まないのでしょうね。先日、「どうしておたよりは手書きなのか」という質問を受けたのでそれなら12月の園だよりはパソコンで書いてみようということにしました。園だよりは私が書いているので誰にも迷惑はかけません。いつもなら切り貼りするところをプリントスクリーンを使ってみたり、図の挿入などを使って何とか、いつもの形にすることができました。確かに行は波打っていないし、文字の大きさも統一されているし、まあ、読みやすいとも言えます。ということで発行してみたら連絡ノートに「手書きが良かった。」ということが書かれていたと保育士たちから報告を受けました。さてさて、来月はどうしましょうか。