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平成終わりの子育て事情に思う

明けましておめでとうございます。本年もこのページに、よろしくお付き合いくださいませ。

元旦に次世代を担う若者たち(息子や娘たち家族ほか、親戚と称される人たち)が集まり、にぎやかに宴が催されました。ちなみにメインは私の妹が持参した飛騨牛の特上などのラインナップ。まあ、それはそれでもちろん、盛り上がりましたよ。この時、姪が3か月の赤ちゃんを連れてやってきました。まだ首も座らず、大人たちの宴会に布団に入って参加をしました。しばらくはご機嫌で「あーあー、うーうー」言っていましたが、その内、おなかが空いてくると当然のごとく、いくらあやしても機嫌は治りません。そこで姪は授乳の準備です。大きなよだれかけみたいなのを自分の首にかけ、赤ちゃんはその布の下へ。こうすれば人目があっても授乳をはばかることはありませんね。便利なものがあるなあとその時は思いました。姪は宴会に参加したまま、授乳をしました。

ところが、後で、ふと思ったのです。あれ?授乳って赤ちゃんと目と目を合わせながら、時として話しかけながら行うものではなかったっけ?時折、飲み休む赤ちゃんに「もう、いいの?たくさん飲んでね。」「今度はこっちにしようね。」などと声を掛けながら行ってきたもの。あの布の下で赤ちゃんは目を開けているんだろうか、それともつぶっているんだろうか。満足そうな表情はどうやって確認するんだろうか。

最近の子育てには以前はなかった便利(?)なツールがたくさん、登場しています。すべてはかわいいわが子のために用意されるものではありますが、子育てに大切なことを脇に追いやっているなあと感じることもあります。古い人間なのですね。きっと。改めて乳児を育てることの意味や理論をきちんと整理し、次世代に伝えていかなければならないいなあと感じました。

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