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心が動くということ

1日1首、短歌を作ってみようと思い立ったのは2012(平成24)年の8月の末、ちょうど、3年手帳を使い始めた年で、ここに書いておくことにしました。その日に感じたことを五・七・五・七・七にまとめて短歌の体にしておくのですが、心が動いたことがその種になります。今年で10年目になりますが、最近感じることは種を探してさまようことが多くなったということです。以前は出かけることが多かったので出先で見かけたことや車窓の風景とか案外、素直に心が動いていたなあと改めて手帳を繰ってみて感じました。この間、孫が生まれ、老いていく父や母に関わりながらついには二人を送り、保育組織の中で役割を果たすなど、そこそこの出来事がありました。そのたびに書き綴ってきた短歌ですが、最近はなんか、パッとしない。というか、心の動きが緩慢になってきているなあと思うのです。コロナ禍による閉塞感もあるかもしれないけれど、結局は私の生きざまそのものかなあと思います。惰性で生活しているとも言えます。もう一度、今の状況の中で感じることをきちんと言葉にしていこうと思います。とは言え、現在の1日1首はやっつけ気味で続けているので改めて1日を振り返るきっかけにしていくことにしましょう。

 

 

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